私は都内で創作和食店を経営後、
在サウジアラビア日本国総領事館勤務を経て、
昨年より島食の寺子屋常勤講師として海士町に身を置いています。

海士町に来てまず感じたことは、日本にはやはり四季があるということ。
いつも目の前に海があり、山があり、里がある。
いつもの風景の中から季節を感じることができます。

そして、海士町の自然が教えてくれるのは、
「自然が与える旬に寄り添う」という和食本来の考え。

東京で働いていた時は、南から北から食材を取り寄せることで旬を追いかけていた。
ここではその真逆。
究極の自然相手の「旬」を、自分の足を使って自然の中へ探しにいきます。

食材はいつでもある、との発想を捨て去って自然に寄り添い、
生産者の方々に感謝しながら、今ある食材を使って料理をする。

そうした実践を重ねることで料理人としての感性が磨かれ、技術も表現の仕方も向上します。


“春のあしらいを採る”

“漁師さんとの信頼関係”

 

 

“色々な山から集めた山菜”

 

 

“その日の食材のみで料理”