島食の寺子屋のカリキュラムは、島内で採れる食材のみで実習します。
「仕入れ」「仕込み」「提供」まで全てを料理人自らが行います。

【仕入れ編】
島食の寺子屋校舎周辺には、定置網漁や釣り漁の盛んな漁港や、
有機農家さんの畑、山菜の採れる山道など、自然からの食材を仕入れる場所が多くあります。

水揚げされたその場で、講師とともに目利きをしながら食材選びをするところから一日が始まります。

【下処理・仕込み編】
朝に仕入れた食材を積んで、島食の寺子屋校舎に移動。下処理と仕込みを始めます。
その日仕入れた食材を見ながら、各々の生徒の課題を考慮してその日の授業内容が決まっていきます。

【盛付まで】
基礎技術が身に付いてきたら、講師の指導のもと盛付まで実践します。
料理のあしらいは、校舎の周りの自然から採り季節を表現。
講師と他の生徒も交えて、意見交換をします。

【実践編】
海士町の観光拠点である隠岐神社の境内にある日本料理店「離島キッチン海士」で、
寺子屋講師の指導のもと実際に観光客のお客様に料理を提供します。
昼は箱膳形式、夜は懐石料理を提供して、観光客の方に島の四季を感じて頂きます。